価格を提示/発信しておくことは重要だ。
個人でもなにかスキルを持っている人がいる。
洗車ができる。翻訳ができる。歌える。運転できる。
だがほとんどの個人はそれをしない。
なぜか。
大企業の一流のサービスに囲まれてしまい、「自分なんか」と卑下している。
そんなことはない。
どんな状況でも需要というものは世界に存在する。
夜の1時に掃除をしてもらいたい人。
朝の5時から歌ってもらいたい人がどこかにはいる。
しかし、多くの人は提示すらしない。
聞かれたら答えようと思っているだろうが、聞かれることはない。
だから、どんな形でもいいから提示しておくのだ。
畑に大根ができている。
それを見たら人はそうとしか思わない。
しかし、その横に「1本100円」という値札があれば、それだけで人は「買おうか。どうしようか?値切ろうか?もっとあるのか?まとめ買いしようか?」と考える。
日本人の99%は会社からの給料だけで生計を立てている。そのように教育されたからだ。社会を学んだものはどんな形でもビジネスを起こしている。
そのためには自分がなにものであるか、いくらなのか、はっきりと値付けをすることだ。
その価格を軸に交渉を始めることができる。
80億人の人間が世界にいる。
日本には1億人。
会社だけで300-400万社ある。
注文する側の目線で考えよう。
人類一人一人に「なにができるか、いくらか」聴いてる暇はない。
ーー
まずは買われるためにはまず値段を提示しろ、発信しろ。
値札をだせ。看板をだせ。
ぼったくりと思われても構わない。
終電後の辺境の駅。
チェーン店は店じまい。そんな中ならおにぎりが1万円で売れるかもしれない。
宿が1泊10万円で売れるかもしれない。
世の中にどんな人がいるかはわからない。
その日のその瞬間にあなたしかできないなにかがきっとある。
それが価値だ。
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