洗濯

社会

現在パリではマリーアントワネットの時代を模しながらデモが続いている。

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今日お昼を食べていたら、岸田総理と安倍前総理に対しての襲撃事件の話題を振られた。

興味はない。

だが、話は止まらず選挙に行こうと言われた。

返答はいつも同じ

「意味ない。行かない。」

だけど推してくるので持論を伝えた。

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政治とはカネだ。

①常、なにか意思表明をすればそれには賛否両論あがる。

高速道路反対!と言えば住民の票が集まり、建設を促進すれば建設業者からの票が集まる。

なにをするにも、どんな小さなことにも利害関係が確実に発生する。

環境問題賛成!と言えば、石油関連業者から反発される。

このポジション取りは、1議員の頭の内にもいくつかある。

だから、投票をしてもその人のすべてに賛同できるわけはないので、投票すると絶対に、なにかしらで裏切られたと感じてしまう。

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政治とはカネだ。

②票は金で買うものだ。

麻生さんは歴代のパイプにより財閥のような財力をもっている。それを盾にマイナースポーツの団体代表などを務める。そうすればそこからの票が集まる。

今は日本中にあるイオン。民主党の代表の親族がやっている企業だ。それは日本一になれるにきまってる。

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政治とはカネだ。

③利権を手放したい人などいない。

自分の知恵で金を稼げる本当の金持ちは挑戦を続ける。

しかし、運良く利権をつかみ新しいことに挑めないものはその椅子から絶対に離れない。

よって新陳代謝が起きない。小金持ちでい続けたい。だから制度改革など御免だ。

よって、本当に力のある議員と、滑り込みでなんとかやってる議員では思想が異なる。

現代は少子高齢化。子供を優遇しなければいけないが、その政策を掲げれば最大の有権者層である高齢者からの票が入らない。

したがって、議員になるためには高齢者を大切にしなければならない。

たとえ若者が全員投票しても勝てない。

そこで票の重さを変えたらどうか?選挙制度を変えたらどうか?

変えるのはだれか?議員だ。

変えたいやつがいるか?

いるわけがない。

警視庁と自動車教習所はいい例である。

警視庁引退後の老人が代表を務める場として自動車教習所は残り続けている。

アメリカのように1日で免許が取れないのは、金のためである。

1万円で取れる免許が日本だと何十倍もする。

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だから、選挙など行っても意味がないのだ。

そんなことより自分の力で切り開いたほうがいい。

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だが、変わった例がある。

明治維新だ。

200年続いた江戸幕府を若者がのっとった。武力によって。

力で暴力でねじ伏せたのだ。

以降、20代を含めた若者が政界の中心として日本は発展した。

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つまり、やることは一つだ。

それを伝えたところ、選挙推しだった同僚が「かくめ○を起こす」「日本を洗濯する」と躍起になった。

選挙の話はなくなった。

ばれないように、忍者と飛脚を揃えようと。

人が目の前で変わる様はいつもおもしろい。

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選挙などムダだ。

ローマ、モンゴル、アムステルダム、イギリス

定期的な洗濯が必要なのは歴史が証明している。

いまの日本は約150年で濁ってしまった。

濁った水にきれいな水を少しずついれても仕方がない。

濁ったら丸ごと入れ替えるしかない。

そういうものだ。

それが世界中で何世紀も何度も繰り返されている。

今年のパリの行く末から目が離せない。

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