紙は無料。そんな感覚すらある。
なぜなら10年間会社員をやっていて常にオフィスのコピー機に入っているからだ。
「紙が欲しい」など普段は思わない。
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しかし、最近ノートをよく買う。
書くことの重要性に気付いた。
頭の中に浮かんでいる、アイデアだけでなく、モヤモヤも。
書くことによって、脳に「忘れていい」と思わせることができる。
To doリストも覚えておこうとすると大変だが、一度書けば、気が楽になる。
「覚える」とはまた違う過程。
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次のステップとでも言うべきか。無地の紙がほしくなった。
丁寧に書くためのガイドラインに束縛されている気もするし、小さい紙では大きく書けない。
そこでA4の無地ノートを探すと高く感じた。
なぜかと言えばB5のそれの倍の値段がする。
どうやらノート業界ではB5がマジョリティらしい。
さらにドットや線、方眼などの線が入っていることの方が価値があり、人気。
まとめてパック販売もされている。
そしてそれらは安く、その対極に位置する、無地のA4は高い。
しかし、よく考えれば無地の紙に背表紙をつけただけで値段が倍するのはおかしい。
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反対からポジティブに考えるのであれば、B5の罫線付の人気のあるノート様(さま)のコバンザメとして彼らの売上の一部をいただく形で、店舗に陳列させていただいているバーターのような立ち位置なのだろうか。
立ち位置としてはマクドナルドに売っているサラダ近い。
ファーストクラスの乗客がぶっ飛んだ料金を払ってくれているお陰で、エコノミー席の値段が下がっている理屈に近いものを感じた。
感謝。
3冊買った。(在庫が3冊だった)
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