分けて考える

社会

多くの若者が「やりたいこと」を探している。

これは非常に危険だ

そもそも仕事とは世界の誰かが「やってほしいこと」を解決することが仕事だ。

タクシーの運転手、清掃員などがわかりやすい例だ。

そこで「自分の軸」で「やりたいこと」など探したところで意味はない。

人がやりたくないことをやらねばならんのだ。

そこで白黒ハッキリつけるのではなく相手を軸として

やりたいこと

できること

もとめられていること

この3点の中間地点を見つけることが最善となる。

やりたいことというのは基本的に綺麗事に収束する。

しかし、資本主義の現代できれいごとでは家賃が払えない。

金がないうちは、稼げることに全力を注ぐ。

金ができてから、やりたいことをやるべきだ。

世界の金持ちをみればわかる。

することがなくなった結果、寄付や慈善事業、地球環境を気にしだす。それまでは気にすることはできない。そんな暇はない。

やりたいことと、稼げることを分けて考えろ。

金持ちの共通点は発信者だ。最近の言い方で言えば配信者、ダサいがインフルエンサーとでも言うべきか。

ビル・ゲイツは毎日「わたしはパソコンが作れます!買ってください!」と発信し続けた。

スティーブ・ジョブス「アイフォンすごいよ!」

ウォルト・ディズニー「ミッキーかわいい!」

キムタク「演技うまいよ!」

マツコ・デラックス「このお米おいしい!」

なんでもいい。世界に発信をつづけ、無形、有形を問わず、自分の技術・スキルを世界に誇示し続けた結果今がある。

形はなんでもいいから発信を続けろ。

ここでSNSをはじめてたまに壁にぶつかる人がいる。

先日こんなコメントをみつけた。

「車の技術発信をユーチューブで始めました。順調にのびていたんですが、だれもわたしのことは見てくれず、車のことしか見ていないのではと不安になりやめてしまいました。」

バカなのか。人間そのものに価値などない。

人は他人を自分にメリットがあると感じたときに、受け入れる。認識する。

「便利な電話を作ってくれる”人”」

「楽しい映画を作ってくれる”人”」

「かわいいから目の保養になってくれる”人”」

「練習をがんばってる姿を毎日発信してくれて元気をくれる”人”」

「わかりやすい車の技術動画を作ってくれる”人”」

コンテンツを発信しろ

自尊心とビジネスを混ぜて考えるな。

分けろ。

↓ジョブスのコネクティングドットは混ぜているようにも聞こえるが、それぞれ話は独立している。

一つ一つの解をだす。

“地球環境”のことをすべてひっくるめて考えたら人間がいないことが一番だ。

電気自動車も脱炭素もクソだ。人間がいないことが一番だ。

だが、それが解となりえないから、電気自動車という選択肢に落ち着いている。

日本人は島国だから多様性が認められない。

白黒つけたがる。

老人はいないほうがいいのか?

年金問題一つを取ればそうだ。

だが、老人がいるから医者は金儲けができる。紙おむつ屋。老人ホーム。ゲートボール屋。

赤ちゃんがいるから離乳食屋、おむつ屋、おもちゃ屋が儲かる。

専業主婦がいるから昼ドラに需要がある。

彼らがいるおかげでビジネスが成り立っていることもある。

全部まぜて押し付けるんじゃない。

一つ一つ分けて考えろ。

それぞれの解をだせ。

その学びが繋がる瞬間がくる。

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