プラダ

社会

プラダを着た悪魔

The devil wears prada

表向けは田舎娘の進化→華やかな世界の現実から、夢を追えてよかったというサクセスストーリー

仕事ばかりしてほしくない彼氏の対応が槍玉にあがり、女性のキャリアとは?という議題にも使われる。


サブテーマとしては社会の「弱肉強食」が表わされている。

仕事ができることが正義。ワークライフバランスを語るものに人権はない。それを求めるということは自分の存在価値、希少性のなさを自ら示している。

「絶対に休めない時に!」とうたった風邪薬CMが袋叩きにあった。

これをたたく人の心理はわかる。ブラック企業だと言いたいんだろう。それは構わない。しかし、それらの人間には希少性がなく、なんの価値も生み出さない役所人間であることが言える。

本当に挑戦を繰り返してきた人間なら、受験やプレゼンで代役が立てられない状況を乗り越えてきたはずだ。その経験がないか、もうすでに諦めている。したがって、ワークライフバランスを求める。自分は一般人として歯車をつとめると。

残念ながら現代は資本主義の競争社会だ。田舎で畑を耕すだけなら問題はないが、都会に住みたいなら勝たなければならない。

そしてミランダ/悪魔の様に保身をしなければならない。どんなポジションにも上が有り、下が有る。自身が脅かされたら蹴落とすか、上がるしかない。

これが既得権益が蔓延る理由だ。しかたがない。

だが技術の進化により、世界は変わってきている。インターネットの発展で、新聞、ラジオ、テレビ、全てが弱体化し、個人の信用経済になってきている。

今からでも遅くない。

なんでもできる。

勉強と仕事しかない。

働け。

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