借金は大事だ。しかし、わたしは一切その教育を受けてこなかった。
何回かチャンスはあった。高校生のころだろうか。母になぜうちは借金をしているのか?と質問したことがあった。高「今の生活を良くするために、先に前借りする。」という答えだった。心揺さぶるものではなかった。よってその先に進むことはできなかった。
遊ぶための借金は悪。だが、資産を買う場合は良しとされる。
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経済にも一瞬興味を持ったことがある。
小学生の頃、フルーチェを知った。
冷たい食べ物だから、夏にみんなが食べる。
10歳ぐらいの冬。
フルーチェをみつけたわたしは
「今のうちに買わないと夏にはなくなってしまうのではないか」
と心配したことがあった。
これは経済の原則である需要と供給の問題。
ここでわたしにもう少し、調べる力や興味、先導してくれる師匠がいればわたしの現在はまた違ったものになっていたかもしれない。
日本の教育は会社員と工場作業員を生産する場だ。
自分で切り開かなければならない。
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今まで一切お金にも経済にも興味がなかった。
10年後、そして20年後の今になってやっと気づくことができた。
遅すぎることなど何もない。
ここからが勝負だ。
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