新R25の「できる人とは?」シリーズを見ていた。
4人中3人は見ていたが一人は存じ上げず、昨日初めてみた。
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見ながら考えた。
自分が聞かれたらなんと答える?
できるの定義はなんだ?
金を持っている人ではない。
金を稼げる人。
金を稼げるということは他者に感謝される人。
問題を解決できる人。
解決できない問題を解決できる人。
現代では殆どのものがコモディティ化、サービスとして商品化されている。
できないことなどほぼない。
しかし、会社や組織にいたら「これをこの日までにしなければならない。」
「だが今はできそうにない。」
ということがでてくる。
これをできる人が「できる人」
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「納期」
問題を分解すると、1箇所を変えるだけでできたりする。
商社にいた時にそれを身をもって感じた。
複数社が関わると、各所は納期や対応の柔軟性を原則安全性の高いところに置いている。
それが重なり、成果物が窮屈になっている。
例えば納期は都内中で配送するには1日で済むものを3日や1週間という納期を設定している。
これは週末や連休、何かあった時の逃げ場にするため。
これに3社4社が関わってくると、実際のところ都内から都内に物が1つ移動するだけで1日で済むはずが、各所の事情が重なり納期1ヶ月ということになっている。
だから、究極はそこに取りに行けば1時間ですむこともある。
もちろん建前や各所の事情、動線が絡んでいるので毎回は行えない。
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「予約」
webサイトなどから予約をする際にも指名はできません。確約はできません。などいろいろな制約があったりする。
これは一人客から団体客まで、細客から太客までを同じ窓口で案内するからこういう注意書きをせざるをえない。
しかし、相手もあくまでビジネス。手間がかかってもその分以上に儲かればそれでいい。
「こう書いてあるけど、この日に100人で行くから確約もらえますか?」などを打診すれば、大体通る。
旅行代理店に団体旅行を頼んだ時もそうだった。代理店はテンプレ回答で確約だせないといってきたことがあった。
「そんな訳ないだろ。」と思った私は直接店舗に連絡したら2つ返事で確約がとれた。
アマゾンでも「1時間以内に注文で翌日配達」などと書いている。もちろん過ぎたら1日遅れるだろう。
これが100円の商品だったら当たり前。
しかし、「1億円分頼むから今日中になんとかできる?」
といえば、アマゾンだってなんとかしてくれる。
だれもが見えているオファー、お得情報というのは、あくまで細客用の当たり前のことだ。
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「釣りバカ日誌」
仕事ダメダメ課長が、釣りを通じて知り合った客先の社長から毎回でかい仕事をとってくる話。
仕事をとる、注文をとるのは大変だ。
客先の受付からか、課長、部長に提案書を通し、社長に注文をもらう。
何日かかるのか、そもそも仕事がもらえるのかもわからない。
しかし、そこであらわれる釣りバカのハマちゃん。
ほかの社員が困り果てている中、客先の社長に気に入られたハマちゃんは仕事をとってくる。
仕事をせずに釣りをしているにも関わらず。
提案書の中身など、予算など関係ない。
社長は好きな人に注文する。
言葉を変えれば癒着
良く言えば信頼されているということ
それが最も価値のあることでもある。
アベマを展開しているサイバーエージェントの藤田社長も癒着の重要性を説いている。
企画力だけで勝負できる場合と、サードドアがある場合を見極める必要がある
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できそうにないことをできる人。
この定義からすると、「プラダを来た悪魔」はまさにそれだ。
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これからは有名人が答えている質問から学ぶだけではなく、自分が聞かれたらなんと答えるかも考えることも大事だ。
↓の動画
宇宙兄弟やドラゴン桜を担当した編集者だそうだ。
一言では言い表せないが「人生は長い。一つ一つ目の前に集中していれば数珠繋ぎに人生は続いていく。」という感じ。
他の出演者は
・どんなことも自責で、できる方法を考える
・即レス(正誤問わず)、嘘をつかない、どんな新しいことでもできないことでも、他者を巻き込みながらトライアンドエラーでやる
・1回目の失敗はしょうがない。失敗ありき。それも自責。でも2回目以降関わらない。これの繰り返し。
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