竹中平蔵

社会

竹中さんの話を初めて聞いた。

世間では小泉さんの派遣法改正からパソナ代表として中抜きの権化の様に言われている。

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わたしには関係ない話なので気にしたことがなかったが相当考えられている人だった。

金融市場と法を巧みに利用し、資本主義のゲームをうまくプレイしているだけだ。

その為には学び続けなければならない。

派遣法が悪いのではない。その傘下に、その法に従うよう選んでいるのは市民だ。

嫌なら独立すればいい。選択肢はある。強制ではない。

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対談で現代を「変革の時代」と表現されていた。

「トランジッション」

国連は機能不全である。(日本もそうだと著者は考える。)

EUもロシアからの原油を輸入禁止しているが、結局原油がたりず、サウジアラビアを通して、ロシアの原油を買っている。「ロシアは悪だ」と言うためになんとか体裁を整えている。

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正義という大義名分に押しつぶされて、訳のわからないことをしている。

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トランジッションの例として明治維新とソ連解体、ペレストロイカをあげ、体制の刷新のどさくさにまぎれることは大チャンスであると。

まさに、昨日、職場で同僚と話していたことが今日動画としてあげられた。

農林中金の奥田さんもこの変革には痛みが伴うと。

解体するということは今の上層部の生活がなくなることである。

マリー・アントワネットは想像にたやすい。

さらに個人の生活、安定した生活が吹き飛ぶのである。

認められるわけがない。

多数決をとれば受け入れられない。

しかし、そういうことではない。

受け入れるか、否か、ではなく、なるか、ならないか。

個人の生活など関係ない。

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歴史上ではなんども繰り返されている。

スターウォーズのエピソード3 そのもの。

旧ヨーロッパの体制をモデルにした元老院。

1000年間の平和の中、政治が腐敗し共和国から帝国になった話だ。

新体制を望むものが準備をすすめ、内部からの崩壊を促す。

綻びがでたところを圧倒的な武力で制圧し、体制を刷新する。

解体と再構築。

劇中でも、明治維新でもソ連でもローマ帝国でも同じことが起きた。

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現体制を維持したい側である一部の富裕層(対談者の内の女性など)はルールの中でなんとかもがく。一般人の苦しみが伴う改革は許されない。波風の起きない平和が一番だ。

しかし、景気は常に循環し、不景気が来る。その時、味方をしていたつもりの一般層が現状に絶えきれずに転覆し、現在の富裕層を駆逐する。これが解体だ。

ルールを超越する力にルールは意味を成さない。

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